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AI動画制作の方法|自分で作る手順と、制作会社に頼む場合の選び方

この記事の結論

  • AI動画制作は、企画・台本・素材・編集・ナレーション・字幕の6工程をAIで効率化し、目的と最終確認は人が担う作り方です。
  • 本数を出して試す動画は自分で作り、ブランドを左右する広告や権利の確認が重い動画は制作会社に頼むのが判断の目安です。
  • AI生成物も既存作品との「類似性」と「依拠性」があれば著作権侵害になるため、公開前の類似チェックとプロンプトの記録が欠かせません(文化庁)。

※この記事は、バイテック・バイテックGEEK・デジットなどを運営する株式会社AI棒のグループ会社、株式会社Librexが作成しています。紹介するサービスにはグループのサービスを含みます。他社の料金などは各社の公式サイトで確認した情報です。

AI動画制作は、テキストから映像を生成する使い方だけでなく、企画・台本・ナレーション・字幕などの工程ごとにAIを組み込む作り方まで幅広く存在します。

どの工程をAIに任せ、どこを人が判断するかを把握すると、自分で作るか制作会社に頼むかを迷わずに決められます。

本記事では、AI動画制作でAIを使える6つの工程と、自分で作る6STEPの流れをまとめています。さらに、制作会社に頼む場合の判断基準と費用の考え方、AI動画制作を仕事にする方法、著作権・肖像権・AI表示の注意点も紹介します。

【早見表】AI動画制作とは?AIに任せる工程と人が決めること

【早見表】AI動画制作とは?AIに任せる工程と人が決めること

AI動画制作とは、企画・台本・素材・編集・ナレーション・字幕といった動画づくりの工程に、生成AIを使って動画を完成させることです。工程ごとに得意なAIが異なるため、1つのツールで完結させるより、工程を分けて組み合わせるほうが仕上がりを管理しやすくなります。

ここでは、工程ごとに「AIでできること」と「人が確認すること」を早見表にまとめ、AI動画自動生成との違いと、向いている動画を紹介します。

工程

AIでできること

人が確認すること

企画

テーマ案・構成案・競合動画の切り口の整理

目的・視聴者・配信先に合っているか

台本

ナレーション原稿の下書き、尺に合わせた文字数の調整

事実の正確さ、言い回し、ブランドの表現ルール

素材

テキスト・画像からの映像生成、イラスト・背景の生成

既存作品と似ていないか、実在の人物を使っていないか

編集

カット・テロップ・トランジションの作成、テンプレートでの量産

テンポ・見やすさ・誤字

ナレーション・BGM

AI音声での読み上げ、BGMの生成

読み間違い、音声・BGMの商用利用の条件

字幕

文字起こし、字幕ファイルの作成、翻訳

固有名詞・専門用語の表記、翻訳の正確さ

上記のとおり、AIは「作る作業」を短くし、人は「目的に合っているか」と「権利・事実に問題がないか」を判断します。

AI動画自動生成とAI動画制作の違い

AI動画自動生成は、プロンプトや画像を入力して映像そのものをAIに作らせる使い方です。AI動画制作は、映像の生成を含む6つの工程のうち、必要なところにAIを使って1本の動画に仕上げる作り方を指します。

2つを分けて考えるのは、自動生成した映像だけでは、伝えたい内容や構成が動画に入らないためです。たとえば、サービス紹介の動画では、生成した映像に台本・ナレーション・字幕・ロゴを組み合わせて初めて公開できる形になります。

ただし、短いイメージ映像やSNSの背景素材のように、映像だけで成り立つ用途では自動生成が中心になります。目的に応じて、自動生成で足りるのか、工程を組み立てる必要があるのかを見極めましょう。

AI動画制作が向いている動画・向いていない動画

AI動画制作は、同じ型で本数を出す動画や、実写の撮影が難しい場面の表現に向いています。台本・テロップ・ナレーションを型にすると、2本目以降の作業をAIで短くできるからです。

一方、実在の人物の出演や、商品の細部を正確に見せる必要がある動画は、撮影や人の手での調整が中心になります。向き・不向きは、以下のとおりです。

向いている動画

向いていない動画

SNSのショート動画、解説動画、社内研修動画、多言語版の作り分け

実在の人物が出演するインタビュー、商品の色や形を正確に見せる動画

実写で撮れないイメージ映像、背景・図解のアニメーション

事実関係の誤りが許されない報道・医療などの映像

同じフォーマットで毎週更新する動画

1カットずつ演出を作り込むブランドムービー

向いていない動画でも、台本の下書きや字幕づくりなど一部の工程にはAIを使えます。動画全体をAIで作るかではなく、工程ごとに使うかを判断すると取り入れやすくなります。

AI動画制作でAIを使える6つの工程

AI動画制作でAIを使える6つの工程

AI動画制作の効率は、どの工程にAIを使うかで大きく変わります。映像の生成だけにAIを使っても、台本や字幕に時間がかかれば、1本あたりの制作時間は短くなりません。

ここでは、企画・台本・素材・編集・ナレーション・字幕の6つの工程で、AIの使い方と注意点を紹介します。

企画:テーマ出しと構成案

企画の工程では、ChatGPTやClaudeなどの対話型AIに、テーマ案と構成案を出させる使い方が中心です。視聴者・目的・尺を伝えると、冒頭のつかみから締めまでの流れを短時間で複数案そろえられるためです。

たとえば、「30代の会社員向けに、60秒で家計管理アプリを紹介する」と条件を渡すと、問題提起・解決策・使い方・行動の呼びかけという構成案を比べられます。ただし、AIの案は一般的な切り口に寄りやすいため、自社にしかない情報や視点は人が足してください。

台本:ナレーション原稿と尺の調整

台本の工程では、構成案をもとにナレーション原稿の下書きをAIに作らせ、人が言い回しと事実を直します。尺に合わせた文字数の調整や、言い換え案の作成はAIが得意な作業だからです。

たとえば、「60秒で読み上げられる長さに縮めて」と指示すると、要点を残したまま原稿を短くできます。ただし、数字・製品名・制度の説明は、公式の情報と照らし合わせて人が確認する必要があります。

素材:映像・画像の生成と素材集め

素材の工程では、動画生成AIや画像生成AIで、撮影できない場面のカットや背景・イラストを作ります。実写の撮影や素材の購入をしなくても、台本に合わせた絵を用意できるからです。

たとえば、未来の街並みや抽象的なイメージ映像は、テキストや画像の指示から生成できます。ただし、生成した素材が既存の作品やキャラクターに似ていないか、利用するツールの規約で商用利用が認められているかを、使う前に確認してください。

編集:カット・テロップ・テンプレート化

編集の工程では、AIで無音部分のカットやテロップの自動作成をし、同じ型の動画をテンプレートで量産します。編集作業の中でも、カットとテロップ入れは時間がかかりやすい作業だからです。

最近は、Claude CodeのようなAIエージェントに指示して、編集から書き出しまでをコードで進める方法もあります。使うのは、HyperFramesやRemotionといった「コードで動画を作るフレームワーク」です。HyperFramesはHTMLで書いた画面を動画に書き出すオープンソースのフレームワーク、RemotionはReactで動画を作るフレームワークです。文字や数字を差し替えるだけで同じ型の動画を何本も作れる点が、手作業の編集との違いです。

ただし、コードで作る方法は、最初に型を作るまでに準備が必要です。1本だけ作る場合は、通常の編集ソフトやAI編集機能のほうが早く仕上がります。

あわせて読みたい
Claude Codeで動画編集する方法|HyperFrames・Remotionで動画を作る手順

ナレーション・BGM:AI音声の活用

ナレーションの工程では、AI音声(テキスト読み上げ)で原稿を読ませ、声優やナレーターの収録をせずに音声を用意できます。原稿を直したときも、録り直しをせずに音声を作り直せるのが利点です。

たとえば、解説動画で数字を1か所差し替える場合でも、修正後の原稿を読み上げ直すだけで済みます。ただし、固有名詞や数字は読み間違いが起きやすいため、書き出す前に通して聞いて確認しましょう。実在の人物の声に似せた音声は、本人の許諾がない限り使わないでください。

字幕:文字起こしと多言語化

字幕の工程では、音声認識AIで文字起こしをし、字幕ファイルの作成や翻訳までをAIで進めます。SNSでは音を出さずに動画を見る視聴者も多く、字幕の有無が内容の伝わり方を左右するためです。

たとえば、日本語の字幕を作ったあとに英語版の字幕を作れば、同じ映像で海外向けの動画も用意できます。ただし、専門用語や人名は誤変換が起きやすいため、字幕は人が読み直してから公開してください。

6つの工程でAIを使う場面は、以下のとおりです。

  • 企画・台本:対話型AIで構成案と原稿の下書き
  • 素材:動画生成AI・画像生成AIで撮影できないカットを作成
  • 編集:AI編集機能、またはAIエージェントとコードでテンプレート化
  • ナレーション・字幕:AI音声と音声認識・翻訳

すべての工程にAIを使う必要はなく、時間がかかっている工程から置き換えると効果を実感しやすくなります。

AI動画制作の流れ【6STEP】

AI動画制作の流れ【6STEP】

AI動画制作は、ツールを開く前に目的と配信先を決めておくと、手戻りが少なくなります。生成AIは指示があいまいだと結果がぶれやすく、作り直しの回数が増えるためです。

ここでは、自分でAI動画を作る流れを6つのステップに分けて解説します。全体の流れは、以下のとおりです。

STEP

やること

できあがるもの

1

目的・配信先・尺を決める

企画メモ(視聴者・目的・尺・配信先)

2

構成と台本をAIで下書きし、人が直す

台本

3

素材を生成・用意し、権利と規約を確認する

映像・画像・音声の素材

4

編集・ナレーション・字幕を入れる

書き出した動画

5

事実・権利・表示を人がチェックする

公開できる動画

6

公開して数字を見て、型を作る

次の動画のテンプレート

【STEP1】目的・配信先・尺を決める

最初に、誰に何を伝える動画かと、どこに載せるかを決めます。配信先によって、縦長か横長か、何秒で見せるかが変わるからです。

たとえば、AIを使ったSNS運用で毎日ショート動画を出すなら、縦長で短い尺の型を1つ決めておくと、以降の企画を同じ枠に当てはめられます。企業サイトに載せる解説動画なら、横長で章立てのある構成が向いています。ただし、目的が「認知」なのか「問い合わせ」なのかで台本の締め方が変わるため、ゴールも1つに絞っておきましょう。

【STEP2】構成と台本をAIで下書きし、人が直す

STEP1の企画メモをAIに渡し、構成と台本の下書きを作らせます。企画メモの条件が具体的なほど、AIの下書きを直す量が減るためです。

たとえば、視聴者・尺・伝えたい要点を3つ・使ってはいけない表現を書いて渡すと、下書きの段階で方向がそろいます。ただし、下書きの数字や事実は誤りを含むことがあるため、公式の情報で確かめてから確定させてください。

【STEP3】素材を生成・用意し、権利と規約を確認する

台本の各場面に必要な映像・画像・音声を、生成AIや素材サイト、自分で撮った映像で用意します。どの素材をどこから持ってきたかを記録しておくと、公開前の権利確認が楽になります。

たとえば、場面ごとに「生成に使ったツール・プロンプト・日付」を表にまとめておく方法があります。文化庁の資料でも、生成に用いたプロンプトなど、生成過程を確認できる状態にしておくことが望ましいとされています(詳しくは後半の「注意点」で解説します)。

【STEP4】編集・ナレーション・字幕を入れる

素材をつなぎ、ナレーション・BGM・テロップ・字幕を入れて1本の動画に仕上げます。この段階でテンプレートを作っておくと、STEP6で量産に移りやすくなります。

たとえば、冒頭のタイトル・テロップの位置・締めの画面を固定し、中身だけ差し替える形にすると、2本目以降は素材と台本の入れ替えで済みます。ただし、テンプレートに頼りすぎると動画が単調になるため、冒頭の数秒は動画ごとに変えましょう。

【STEP5】事実・権利・表示を人がチェックする

書き出した動画は、公開する前に人が通して見て、事実・権利・表示の3点を確認します。AIは事実の誤りや既存作品との類似を自分では判断できないため、最後の確認は人の仕事です。

確認する項目は、以下のとおりです。

  • 台本の数字・製品名・制度の説明が公式情報と合っているか
  • 生成した素材が既存の作品・キャラクター・実在の人物に似ていないか
  • 使ったツールの規約で商用利用が認められているか
  • 配信先のルールでAI生成の開示が必要な内容か

上記の4点を公開前に確認すると、公開後の差し替えや削除のリスクを減らせます。

【STEP6】公開して数字を見て、型を作る

公開後は、再生数・視聴維持率・保存数などの数字を見て、次の動画の企画と台本に反映します。AI動画制作は1本ごとの制作時間が短い分、試す回数を増やせるのが強みだからです。

たとえば、冒頭3秒の見せ方を2パターン作って比べると、どちらの型を続けるかを数字で決められます。ただし、短期間の数字だけで判断すると偶然に左右されるため、同じ型で数本出してから比べてください。

AI動画制作は自分で作るか、制作会社に頼むか|判断基準と費用の考え方

AI動画制作は自分で作るか、制作会社に頼むか|判断基準と費用の考え方

AI動画制作を自分でするか、AI動画制作会社に頼むかは、動画の目的と社内に確認できる人がいるかで決まります。AIで作業時間は短くなっても、企画の判断と権利の確認には経験が必要だからです。

ここでは、自作と外注のどちらが向いているかの判断基準、費用の考え方、制作会社を選ぶときに確認することを紹介します。

自分で作るのが向いているケース・制作会社に頼むのが向いているケース

本数を出して試したい動画は自分で作り、ブランドの印象を左右する動画は制作会社に頼むのが判断の目安です。前者は改善の速さが、後者は企画と仕上げの品質が成果を左右するためです。

自作と外注が向いているケースを、目的と体制で比較します。

観点

自分で作るのが向いている

AI動画制作会社に頼むのが向いている

目的

SNS運用、社内向けの解説・研修、試作

広告、ブランドムービー、展示会・採用の映像

本数

同じ型で毎週・毎月出す

1本ごとに企画を作り込む

社内の体制

台本と権利を確認できる担当者がいる

確認できる担当者がいない

修正の頻度

自分で何度でも直したい

修正の範囲を契約で決めたい

自作と外注を組み合わせる方法もあります。たとえば、最初のテンプレートづくりだけを制作会社に頼み、毎回の差し替えは社内でする形にすると、品質と本数を両立しやすくなります。

費用は「工程の数」と「修正・権利処理」で決まる

AI動画制作の費用は、どの工程を任せるかと、修正や権利処理にどこまで対応してもらうかで決まります。AIで素材づくりの時間が短くなっても、企画・台本・確認の工程は人が担うため、その分の費用がかかるためです。

制作会社の料金は会社ごと・案件ごとに異なり、公的な統計もないため、本記事では相場の金額は示しません。見積もりを比べる際は、以下の内訳がそろっているかを確認してください。

  • 企画・構成・台本の作成を含むか
  • 素材の生成・撮影の範囲と、使うツールの利用料の扱い
  • ナレーション・BGM・字幕(多言語版を含むか)
  • 修正の回数と、回数を超えたときの費用
  • 尺・本数と、テンプレート化して量産する場合の単価

自分で作る場合も、費用は0円ではありません。生成AIツールの有料プランの利用料と、作業・確認にかかる自分の時間を合わせて、外注と比べましょう。

AI動画制作会社・AI映像制作会社を選ぶときに確認すること

AI動画制作会社やAI映像制作会社を選ぶ際は、作品の見た目だけでなく、権利と規約の扱いを確認することが重要です。生成AIを使った動画は、使ったツールの規約や生成の記録によって、納品後に使える範囲が変わるためです。

依頼前に確認したい項目は、以下のとおりです。

  • どの工程に、どのAIツールを使うか
  • 使うツールの規約で商用利用が認められているか
  • 納品物の権利(利用できる範囲・期間・媒体)がどうなるか
  • 既存作品との類似チェックと、生成過程の記録をしているか
  • 修正の回数と、AI生成であることの表示をどうするか

上記の5点を見積もりの段階で書面にしてもらうと、公開後のトラブルを防ぎやすくなります。

AI動画制作を仕事にする方法|SNS運用・企業動画で求められる役割

AI動画制作を仕事にする方法|SNS運用・企業動画で求められる役割

AI動画制作を仕事にするには、ツールを使えることに加えて、企画と確認まで任せてもらえる力が必要です。動画を作る作業はAIで短くなる一方、何を作るかと公開してよいかの判断は依頼主が人に求める部分だからです。

ここでは、仕事になりやすい領域、身につけたいスキル、学び方の3つを紹介します。

仕事になりやすい3つの領域

AI動画制作が仕事になりやすいのは、SNS運用の動画、企業の解説・広告動画、映像制作の一部工程の3つの領域です。どの領域も、同じ品質の動画を継続して出す必要があり、AIで制作時間を短くできる効果が大きいためです。

領域

仕事の内容

求められること

SNS運用の動画

企業・店舗のアカウント向けに、ショート動画を継続して制作する

企画の量、テンプレート化、数字を見た改善

企業の解説・広告動画

サービス紹介・マニュアル・研修動画を作る

台本の正確さ、ナレーション・字幕の品質

映像制作の一部工程

制作会社のチームで、イメージ映像やコンテの生成を担う

生成AIの扱い、権利と規約の知識

はじめは自分のSNSや架空の企業を想定した作例を作り、どの領域の仕事ができるかを見せられる状態にしておきましょう。

身につけたいスキル

AI動画制作の仕事で求められるのは、構成力・AIの組み合わせ方・権利の知識・量産の仕組みの4つです。ツールの操作は短期間で覚えられますが、4つのスキルは依頼主との信頼に直結するためです。

身につけたいスキルは、以下のとおりです。

  • 構成力:視聴者と目的から、尺に合う構成と台本を作る力
  • AIの組み合わせ方:工程ごとに合うツールを選び、つなげる力
  • 権利の知識:著作権・肖像権・ツールの規約を確認できる力
  • 量産の仕組み:テンプレートやコードで同じ型の動画を作れる力

なかでも量産の仕組みは、継続の依頼を受けるときの強みになります。AIエージェントにコードを書かせて動画を作る方法(Claude CodeとHyperFramesなど)は、文字や数字の差し替えによる量産に向いています。

学び方:独学とスクール

AI動画制作は、独学でもツールの公式ドキュメントや作例をもとに学べます。一方、仕事にするまでの道筋や作品の見せ方に迷う場合は、講師に相談できるスクールが選択肢になります。

たとえば、デジット(DEGIT)の「ClaudeCode動画制作コース」では、Claude CodeとHyperFrames・ffmpegでの動画制作を学べます。テキストや画像からの動画生成、テロップ・文字アニメーション、AIナレーション、SNSのショート動画などのジャンル別の実践がカリキュラムに含まれます。

項目

デジット ClaudeCode動画制作コース

運営会社

株式会社AI棒

料金

2ヶ月プラン178,000円・4ヶ月プラン278,000円・6ヶ月プラン348,000円(一括払いの総額)

サポート

マンツーマンのオンライン面談(原則月2回)、チャットサポート

仕事につなげる支援

案件獲得の相談(2ヶ月プラン〜)、受講生限定の案件紹介・ポートフォリオ添削(4ヶ月プラン以上)

※2026年10月時点・デジット公式サイトより。料金は公式サイトの表示価格(税込・税抜の表記なし)。案件の獲得や収益は保証されません

独学かスクールかは、学ぶ時間と、相談できる相手が必要かで選びましょう。AI動画制作を含むAIクリエイターの仕事の全体像は、次の記事で解説しています。

あわせて読みたい
AIクリエイターとは?仕事内容と、未経験からなるための学び方

AI動画制作で注意したい著作権・肖像権・商用利用・AI表示

AI動画制作で注意したい著作権・肖像権・商用利用・AI表示

AI動画制作では、AIが作った素材であっても、既存の作品や実在の人物の権利を侵害すれば責任を問われます。生成AIを使ったかどうかではなく、公開した動画が権利を侵害しているかで判断されるためです。

ここでは、文化庁と内閣府の公式資料、配信先の公式ルールをもとに、著作権・肖像権・商用利用・AI表示の5つの注意点を解説します。

著作権:既存作品との「類似性」と「依拠性」

AI生成物の利用が著作権侵害になるかは、既存の著作物との「類似性」と「依拠性」の両方があるかで判断されます。文化庁の「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」(令和6年7月31日)では、類似性がないAI生成物の利用には、著作権法上の許諾は不要と整理されています。

注意したいのは、作品名やキャラクター名をプロンプトに入れた場合です。同資料では、既存の著作物そのものや題号・キャラクター名などの固有名詞をプロンプトに入力すると、依拠性が認められやすくなるとされています。

ただし、生成自体が適法でも、インターネットでの配信など生成物を利用する場面は権利制限規定の範囲外になる場合が多いとされています。公開前に、画像検索などで既存の作品に似ていないかを確認しましょう。

AI生成物に著作権は認められるか

AI生成物が著作物にあたるかは、生成時に利用者が持っていた「創作意図」と、利用者の「創作的寄与」の程度で判断されます。簡単な指示だけでAIが作った映像は、著作物と認められない場合があるということです。

制作会社として納品する場合や、動画をライセンスの対象にする場合は、AIを使ったことと著作物性について、依頼主に説明することが求められます。文化庁のチェックリスト&ガイダンスでは、説明のためにも、プロンプトなど生成過程を確認できる状態にしておくことが望ましいとされています。

肖像権・パブリシティ権・声

実在の人物に似せた映像や声をAIで作る場合は、肖像権とパブリシティ権に注意が必要です。内閣府の「AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめ」(2024年5月)は、肖像権・パブリシティ権の侵害を判断する基準について、生成AIに特有の問題はないと整理しています。

同とりまとめでは、著名人の肖像などを商品の広告として使うなど、顧客を引きつける力の利用を目的とする場合に、パブリシティ権の侵害になり得るとされています。また、判例の解説では「肖像等」に「声」が含まれると紹介されています。

実在の人物の顔や声に似せた素材は、本人の許諾がない限り使わないようにしましょう。

商用利用:ツールの利用規約とプランを確認する

AIで作った動画を仕事や広告に使えるかは、使ったツールの利用規約で決まります。同じツールでも、無料プランと有料プランで商用利用の条件や、生成物に入るロゴ(透かし)の有無が異なる場合があるためです。

確認したい項目は、以下のとおりです。

  • 生成物の商用利用が認められているプランか
  • 生成物の権利が利用者に帰属すると書かれているか
  • AI音声・BGMを動画に使う場合の条件
  • 入力した素材や情報が、AIの学習に使われる設定になっていないか

利用規約は変更されることがあるため、制作のたびに公式サイトの最新の規約を確認しましょう。

AIで作ったことの表示

AIで作った動画は、配信先のルールに沿ってAI生成であることを開示します。たとえばYouTubeでは、AIで生成・改変した内容が実写のように見える場合に、アップロード時の開示が求められています。出典はYouTube ヘルプ「生成 AI コンテンツの使用に関する開示」です(2026年10月確認)。

開示が必要とされる内容は、以下のとおりです。

  • 実在の人物が言っていない・していないことを、言った・したように見せる
  • 実際の出来事や場所の映像を改変する
  • 現実には起きていない場面をリアルに生成する

一方、明らかに非現実的なアニメーションや、字幕づくり・色調整などの軽微な編集は開示の対象外とされています。開示を繰り返し怠ると、ラベルの付与や動画の削除などの対象になる可能性があるため、公開前に配信先ごとのルールを確認しましょう。

まとめ|AI動画制作は工程ごとにAIを使い、最後は人が確認する

まとめ|AI動画制作は工程ごとにAIを使い、最後は人が確認する

AI動画制作のポイントは、以下のとおりです。

  • 企画・台本・素材・編集・ナレーション・字幕の6工程のうち、時間がかかる工程からAIに置き換える
  • 目的・配信先・尺を決めてからAIを使うと、作り直しが減る
  • 本数を出す動画は自分で作り、ブランドを左右する動画は制作会社への依頼を検討する
  • 制作会社の見積もりは、工程・修正回数・権利の扱いの内訳で比べる
  • 公開前に、類似チェック・生成過程の記録・規約・AI表示の4点を確認する

まずは身近なテーマで1本作り、どの工程をAIに任せられるかを自分の手で確かめてみましょう。

よくある質問

QAI動画制作は無料でできますか?
AAI動画制作は、無料プランのある生成AIツールを使えば費用をかけずに試せます。ただし、無料プランでは生成できる本数や商用利用の条件が制限される場合があるため、仕事や広告に使う前に各ツールの利用規約を確認してください。
QAI動画自動生成だけで動画は完成しますか?
AAI動画自動生成で作れるのは、主に映像の素材です。伝えたい内容を届ける動画にするには、台本・ナレーション・字幕・ロゴなどを組み合わせ、事実と権利を人が確認する工程が必要です。
QAI動画制作会社に頼むと費用はいくらかかりますか?
AAI動画制作会社の費用は、任せる工程・尺・本数・修正回数・権利の扱いによって会社ごとに異なります。複数社から見積もりを取り、企画・台本・素材・ナレーション・字幕・修正の内訳がそろっているかで比べましょう。
QAIで作った動画は商用利用できますか?
AAIで作った動画を商用利用できるかは、使ったツールの利用規約とプランで決まります。あわせて、既存の作品や実在の人物に似ていないかを確認し、配信先のルールに沿ってAI生成であることを開示してください。
QAI動画制作は未経験からでも仕事にできますか?
AAI動画制作は、未経験からでも作例を作りながら仕事につなげられます。依頼主に求められるのはツールの操作より、構成力・権利の知識・同じ品質で量産する仕組みのため、作例でその3点を示せるように準備しましょう。

出典・参考

SUPERVISOR|この記事の監修者

萩野 研斗

萩野 研斗

デジット 動画広告ディレクター

広告動画・CM制作のディレクションを担当し、商品理解からコンセプト設計、絵コンテ、AIによる映像化までを一気通貫で対応。数値から逆算した構成設計を軸に、認知獲得からCV改善まで目的に応じたクリエイティブを設計する。

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